日本画を描かれる全国の皆さん
こんにちは、本地裕輔です。
今回は、綿棒を使った「ぼかし」を
開発しましたのでご覧下さい。

写真上 完成作品です。

墨で大まかにあたりをとります。
初心者の方は部分に目がいきがちですが
画面全体の「描く描かない差」や「遠目での見え方」を意識するのがポイントです。
「描かないところ」を空間にすることが、一番難しいと思います。
「アンテクシルバー」と「キラ」の濃淡で下書きをします。
綿棒に水をたっぷり含ませてかきます。画面にも霧吹きで水気をあたえておきましょう。

ほとんどデッサンの感覚で描きます。
綿棒を使うことで「木炭デッサン」のように描くことができます。
筆での「抑揚」をもたせたくないときに効果があります。
ちなみに、
綿棒は、ちょっといい綿棒を使ってます。
にじませながら描きます。↑動画

終盤に岩桃11番で、画面下半分を薄塗りして、上からの光を表現します。
初めから色を使うと要素が増えて仕事がむつかしくなります。

完成したら落款をしっかりと押します。

最後にX rideカラーチャートと共に撮影します。
綿棒を使うときは霧吹きをしないと紙が、「ももけて」しまいますので心配な方は水分を多めに描いてみてください。
日本画の描き方で、お悩みの全国の皆さん
メールからどんなご質問でも受け付けております。
お気軽にメール下さい!