こんにちは日本画家本地裕輔です。
10月に入り、暑さも少し落ち着いてきましたね。
「あいち花マルシェ2024」に出品の水彩画3点が完成しました。
日本一の花の生産を誇る「花の王国あいち」の花を、“見て・触れての”イベントが
【鶴舞公園】で開催されます。
制作にあたって、愛知県の植物の生産者の方に直接お話を伺う機会をいただきました。
写真上 バラ栽培専業の施設園芸を1977年から続けている天野バラ園にて、バラ温室内の見学、出荷作業場の見学をさせていただきました。
温室では、バラの管理方法について説明をお聞きできました。
1つのバラを咲かせるために他を間引くことをされているそうです。
見学させていただいた温室内には様々な種類のバラが栽培されており、
一番香りが強い品種を実際に嗅がせてもらいました。
「ティー」の香りがしました。
また、私も質問をさせていただき、「バラの水切り」については生産者の方によって必要かそうでないかも変わるとのご回答をいただきました。
天野バラ園のHPはこちらから
画像クリックでもリンクします。↓
naturally arts
代表の片桐様ご自身でアメリカやスリランカやインドなど海外から直接取り寄せてこちらで栽培されています。
日本でも珍しい観葉植物が多いそうです。
自動で温度調節を行うことができる温室で、ぷっくりした葉の植物からサボテンまで様々な観葉植物が管理されています。
伺った時は温室内は音楽が流れており植物が喜んでいるように感じました。
代表の片桐様のおすすめは、「セロペギア・ボッセリ」ゴツゴツした見た目の植物で、国内で見ることはない観葉植物だそうです。
naturally arts(ナチュラリーアーツ)の紹介はこちらのHPより
「ジャパンフラワードリーム」
愛知県田原市
代表の藤目健太様にお話を伺うことができました。
19のビニールハウスで100種類程の菊を栽培している「ジャパンフラワードリーム」さんにて、花の最先端であるオランダ仕様の設備で、日本とオランダの花の消費量、規模感の違いについてのお話をしていただきました。
ハウスは「骨組み」が細く1枚のガラスが大きく、
ガラス1枚1枚は屈折率も考えられた薄さを採用しているので、採光の良い設計になっているそうです。
「採光」という点で愛知芸大のアトリエの発想と似ていますね。
またエアコンではなく温水で温めるため、
地面周辺の温めたいところだけ温められて菊の成長速度が理想的だそうです。
国内最大手のスーパーさんや東京の一等地への出荷など、高品質の菊を育てるための惜しみない仕事を伺うことができました。
菊の生産「ジャパンフラワードリーム」公式HPページはこちらから↓

生産者様の仕事内容を伺った上で、花の水彩画の制作にとりかかりました。
今回はあまり色選びに迷わないように「3原色と白黒」で制作します。

水彩で素早く筆を動かしてタッチや水の偶然のにじみを画面に残していきます。

制作過程です。鉛筆は「8B」筆は即妙(中)と刷毛で
鉛筆のざらついた質感と刷毛の濡れ感で絵肌の質感の差を出していきます。
また、どのように飾っていただくか楽しみです。
以下
愛知花マルシェについて公式HPより抜粋
芸術の秋として、「花とアートがコラボしたフォトスポット」や「ディスプレイの展示」をはじめ、季節の「花や花にまつわる商品」などが購入できる「花マルシェ」や、フラワーアレンジメントなどの体験教室、いけばなの展示などが行われます。
愛知県の色鮮やかな花に癒されながら、ショッピングと散策を楽しむことができます
(平日は展示のみ、販売や体験は土日に実施)。
2024年は名古屋ステージと三河ステージ(10月31日~11月3日)の4日間、
2会場で開催されます。
10:00〜17:00
花マルシェ2024開催期間 ↑画像クリックで「花マルシェ愛知県公式HP」へリンク
2024年10月31日(木)~11月3日(日)迄 4日間
10:00~17:00
※平日は展示のみ、販売や体験は土日に実施
開催場所
名古屋市 鶴舞公園
交通アクセス
JR中央本線・地下鉄鶴舞線「鶴舞駅」からすぐ
主催
あいち花マルシェ実行委員会(はなまるしぇ)
料金
入場無料
参加出品者
名前をクリックでInstagramにリンクします。
愛知県公式花マルシェHPより抜粋
感情や考えを絵に描き出しして言葉を紡ぐ アクリルをメインに使い、抽象画、風景画、人物画と幅広く制作。メディウムや油絵具、アルコールインク、和紙、石、オブラートなどさまざまな素材を挑戦的に用いる。
夢想仕立て屋。 ひとりぼっちの夜を照らすカンテラのような物語を、描いたり縫ったりして仕立てています。 ウサギやヒツジ、ファンタジー。
東海地区を中心に各地にて活動しています。
ジャンルはテクスチャーアートをメインとし、時々ミクスドメディアやデジタルアートにてアート作品の製作。
2003年三重県生まれ、現在愛知県立芸術大学のデザイン専攻。
平面的な線の表現に興味があり、グラフィックデザインの視点から古代エジプト美術や宗教画などを研究。
愛知県生まれ2023年 愛知県立芸術大学 美術学部美術科 日本画専攻 卒業現在 愛知県立芸術大学大学院 美術研究科(博士前期)美術専攻 日本画領域 在学中
本地裕輔です。愛知県立芸術大学の大学院日本画を修了したのち、院展や全国の百貨店にて発表を続けております。季節の花や日常の風景を主に制作しております。
アートで日常を彩るをテーマに、テクスチャーアートで抽象画を描いています。 美しいアートを目指し、見る方の日々を癒せたらと思います。
千葉県生まれ。愛知県立芸術大学美術学部美術科日本画専攻在籍。 日々の生活の中で見つけた小さな感動を、日本画材特有のキラッとした表情を活かして表現。
現在は愛知県立芸術大学を休学して、今まで自分がやってきた芸術と離れて、自分の思う作品について考え直しているところです。
名古屋学芸大学デザイン学科4年
問合せ先
あいち花マルシェ実行委員会運営事務局
(委託先:HANAイノベーション株式会社)
0532-32-8787
愛知県のホームページより
最新の情報が掲載されています
↓
https://aichi-hanamarche.com/artist/ アーティスト10名一覧
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