検索

下地と箔の関係


日本画の銀箔、金箔の扱いについてお困りの初心者の方、多いと思います。

金箔、銀箔は日本画の装飾性を強め、画面に強い印象を与えます。

一般的には、金、銀、プラチナの箔が市販されています。。

中には、赤や、青、緑などの『色箔』も売られています。


写真上・

●右の2列は全て『金箔』です(2段目中央は『砂子』です)

●左の1列は全て『銀箔』です

●金箔の下に『丹』を引いてあります。

『赤系を下地』にすることで、金の彩度がより強く感じられます。

左の列は全て銀箔です。


写真上・銀箔です、

●1段目がそのままの状態です。

●2段目は胡粉を半分右に、引いたものです。

●3段目は群青を引いたものです、絵の具の隙間からの銀箔が角度を変えると光るので水面のように見えます。


写真上・金箔です

●1段目がそのままの状態です。

●2段目は盛り上げ胡粉を生乾きの状態にし『櫛』で引っ掻いた上に、群青や、朱を乗せています。

●3段目は金箔の上に、盛り上げ胡粉を雑巾で塗ったものです。セーターのような質感になります。


写真上・染料系の絵の具が金箔を覆う目安です。

●2段目・朱の中心部分のグラデーションは炎のような階調ができます。

日本画の絵の具にしかできない風合いです。

●3段目・薄い胡粉です、雪のような質感が金の隙間に入った胡粉から得られます。



写真上

『砂子』を蒔いたものです。

平たく言えば、『ふりかけ』のような金の状態です。

砂子の水分を取るときは『伊予奉書』という和紙でおさえるのが、伝統的なやり方です。


金箔の上に盛り上げ胡粉です。

『たこ焼き』のように半球の状態です。

狩野派の『菊』の盛り上げはこのように盛り上げ胡粉で描かれています。


金属材料は、奥が深い素材ですので、ぜひチャレンジしてみてください。

日本画の描き方でお困りの方は、

本地裕輔日本画教室もございますので、よろしくお願いします。

本日名古屋は最高気温6度と寒さが続きます。

雨は降りません。


443回の閲覧

Copyright © 2016 Yusuke Motozi All Rights Reserved.