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個展まで全ての手順


日本画の「発表」でスケジュール管理

お困りの皆様多いと思います。

何を、いつまでにやるのか、


手順をご紹介します。



2019.4月に開催された


「本地裕輔-日本画展」を例に

スケジュールの設定についてです。



以下手順です。



1.サブタイトルをつける


個展のサブタイトルを決めます。

このサブタイトルで全体の作品のテーマが変わってきます。



例えば、2013年に松坂屋で開催した

山口貴士・岸本浩希・本地裕輔日本画3人展では


サブタイトルが〜景三彩〜(けいさんさい)


とサブタイトルをつけ、風景画を中心に展示し、人物作品はありませんでした。


サブタイトルで作品の方向がある程度決まります。


サブタイトルをつけたら、作品の点数を決めます。

ちなみにF4号は額付きでF6号の大きさになりますので、会場の壁面に何号を何枚飾るかを考えてください。




2.図録


最新の略歴を作成する

挨拶文を考える

DM部数を設定 300〜500枚程度

文章校正を受ける



3.搬入業者の選定



4.搬入



5.飾り付け

スポットライトの設定



6.在廊



7.搬出

お礼状





●会場


日本画の発表ですが、

『ギャラリー』『百貨店』が主な発表場所です。県の美術館のアートスペースや、市民ギャラリーなどもあります。



今回は『百貨店』の場合です。

会期によっては作品の季節感が多少変動することもあります。


作品から季節を、感じられると良いです。



百貨店は

水曜日始まり〜火曜日終わり

「7日間の会期」が一般的です。



会場のポイントは


「壁面」の数です。


壁面の


入り口以外の「壁面」はおよそ3面です。


1つの壁面に


4-10号を


3〜5点程度が


いちばん美しく見えると思います。


3倍して

20畳くらいだと


4-10号が9〜15点が綺麗に飾れる計算になります。





そして入り口から正面の壁面にDMに使用した作品を飾るのが定番です。


DMや、広告の絵が、隅にならないようにして下さい。


また、横構図の場合は壁面が少なくなるので、縦-横は、


縦3枚=横2枚



程度がちょうどいいです。



●本地裕輔の場合は、縦構図を少し多くして飾る枚数を増やしました。


また、百貨店の2〜3mの

ウィンドーですが、


●大作


●30-50号


●小品


の3パターンが多いですが、ウィンドー自体が美しいので、小品でも美しく見えます。

茶器の展示などで、お茶碗が5点で充分に美しいです。




●作品点数の設定


枚数ですがおおむね、18点-22点は必要だと思います。

本地裕輔の場合は


150号・1枚


80号・1枚


50号・1枚


30号・2枚


20号・2枚


10号・8枚


8号・2枚


6号・5枚


合計22枚


で、構成しました。


この枚数の構成は愛知芸大卒の日本画家、『山口貴士先生』#山口貴士 

の展示を参考にさせていただきました。


また、額をつけると


F4号はF6号


F6号は8号


程度の大きさになるので、4号を6号のイメージで

作品の枚数を計算して下さい。





2・サブタイトルの設定・約2ヶ月前


サブタイトルは、HPや広告に載るので約3ヶ月前に決めてください。

またサブタイトルとDM用の作品写真も必要です。


さて、個展枚数ですがおおむね、20点-25点は必要だと思います。


本地裕輔の場合は


150号・1枚


80号・1枚


50号・1枚


30号・2枚


20号・2枚


10号・8枚


8号・2枚


6号・5枚


合計22枚


で、構成しました。



この構成は愛知芸大卒の日本画家、『山口貴士先生』#山口貴士 

の展示を参考にさせていただきました。


また、額をつけると


F4号はF6号


F6号は8号


程度の大きさになるので、4号を6号のイメージで

作品の枚数を計算して下さい。



2・サブタイトルの設定


2019・4月は

『本地裕輔日本画展』

-巡る風-


でした。


サブタイトルを設定すると描く絵がおおむね決まります。

今回は


「50号・30号」


の2点を描いてから、サブタイトルを決め

小品の方向性を決めました。



3.図録の部数設定・約4ヶ月前


細かな指定はないと思いますが、

ご自分の発送予定数と画廊からの発送予定部数を決めてください。

会場配布用の冊子は、1日に来られる方を予想して部数を決めてください。


用意するのは

『発送用』と『会場用』です。


また、印刷会社から

『画廊』と『自宅』に

別々に送ってもらうようにして下さい。






https://esorabridge.com


今回は、岐阜のデザイン事務所


『ブリッジ』


に注文しました。

こちらの事務所は、百貨店のレイアウトデザインのノウハウを持っております。








●最新の略歴作成


個展の開催年度と、同じ略歴を作成しで下さい。


内容は


生まれ

大学入学年度-卒業年度


公募展、入選歴

画廊での経歴

美術館収蔵


現在-日展.院展.創画.無所属


が主な内容です。



●挨拶文


さてDMと、図録にご挨拶を、のせますが、

作品のテーマをのせてください。

また、恩師や画廊よりいただく場合は

図録完成の2か月ほどまえが、余裕のある作成ができます。


◎DM部数

DMは、印刷部数を増やしても値段はそれほど変わりませんので

図録と同じ部数だけ用意しておきましょう。



◎校正

百貨店のロゴを使用した印刷は、

間違った文章や、会期などはここで一度、


「校正」が入ります。



校正に引っかかると日程管理が変わるので、ここも余裕をもって図録完成の約2週前に早めに校正に入ってください。


図録の印刷は早くて『1週間程度』を見込んでください。

印刷は事前にするほど、安くできますので、

なるべく早めに印刷に出してください。

会期直前などで印刷が遅れると印刷代が上がりますのでご注意ください。


●搬入



搬入は、作品の点数が多いと業者が運びます。


一般の宅急便などは百貨店に2-3点を送る場合は使用しますが、美術品20点となると事情が、変わるので、専門の業者にお願いしてください。

ヤマト運輸の『縦横奥行きは合計160㎝』なので10号2点程度が限界です。



専門の業者が、通れる「トラック搬入口」が必ずあるので、そちらから、搬入します。

お客様フロアから作品を搬入してはいけません。


会期の当日の場合が多いようですが、私は2週間前にほぼ搬入をしました。




6・飾り付け

スポットライト、照明の設定


飾り付けですが、一般的には大きな作品を決めてから小品を並べます。


絵の色

絵のモチーフの向き

縦・横


をバランスよく配置してください。


個人的には、照明は『絵1枚』につき正面から1つ

また、絵の中心より少し上に当てると綺麗に見えると思います。




7・在廊


会期の初日は在廊される方が多いです。


あとは土曜日と日曜日です。

また、最終日は夕方の閉場時に搬出もあるので在廊は昼以降にはすると良いでしょう。





8・搬出


搬出は飾り付けと違い外すだけなので、15分〜30分程度で終了します。

業者が下で待っていますので、トラックに作品を載せて終了です。






お礼状

会期後に、来てくださった方々にお礼状を出します。

形式は人それぞれですが、特にお会いできなかった方にお礼の気持ちを伝えましょう。





以上が本地裕輔の場合ですが、あくまで一つの例ですのでご参考にしてください。


#日本画描き方



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