全国の日本画を描かれる皆様こんにちは!
日本画家・本地裕輔です。
再興第107回院展 名古屋展
開催情報 ・会期 :2022.11.26(土)〜 2022.12.04(日) ・開催時間:10時〜18時 ・会場 :松坂屋美術館 ・入場料 :一般700円・高大生500円 ・主催 :松坂屋美術館、中日新聞社、東海テレビ放送、日本美術院 ・特記事項:再興第107回院展 つなぐ、にっぽん美術『キヤノン綴プロジェクト』 特別講演『古典から現代へつなぐ』 体験講座『さわってみよう日本画』『つなぐにっぽん美術作品鑑賞ツアー』
いよいよ今日!2022年第107回院展・名古屋展が名古屋松坂屋にて始まりました!
名古屋松坂屋の院展会場入り口です。
11.26(土)〜 2022.12.04(日)まで開催しています!
会場入り口すぐに松村公嗣先生の屏風があります。
松村公嗣先生の屏風。「夕映え」【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
大海原に沈む夕陽がとても美しいです。
愛知芸大教授・清水由朗先生
「未知の岸辺」【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
大迫力の飛行機です。群青がとても美しいです。
愛知芸大・准教授 岩永てるみ先生【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
「空の青、庭の青」
水の模様が抽象的な画面構成です。計算され尽くした箔あしも美しいです。
大村 有香さん 「零るる」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
今までの大村さんと違い構成が進化したリズミカルで心地良い素晴らしい日本画です。
大矢 亮さん「散華」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
椿の散り行く印象をはかない色彩で描かれています。
岡田 眞治先生 「時空を駆ける」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
時計と馬を構成してとてつもなく動きと勢いのある日本画です。
河本 真里さん 「百草の花」【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
森の中でしょうか、永遠とも思える空間に3羽の鳥が描かれています。
岸本浩希さん『光のパッサージュ』【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
街中の鉄格子に美しい眩い光が降り注ぎます。
坂根 輝美さん「想うほど」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
人物が面白いポーズで描かれています。周りの花に人物の想いがしたためられているような感情になる日本画です。
鈴木 広太(すずき こうた)「千寿菊」【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
3人の女性が描かれています。2対1の組み合わせがリズムをうんでいます。
【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
テレビ塔から見た栄の景色です。人工的な光を岩絵具に託しました。
鈴木 靖代さん 「祠」【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
光の表現が絶品です。鈴木さんの日本画は年々レベルが上がっており、今回も超絶技巧で描かれた日本画となりました。
玉井 伸弥さん 「たゆたふ」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
2匹のナマケモノが描かれています。古画の要素を感じさせながらも令和の感覚で現代風に仕上げています。20代の玉井伸弥さん。。恐るべき実力です・・
手塚 華さん「じっと」【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
とにかく 構図が面白いです!真ん中にこちらを「暇そうに」しているところを書かれたそうです。手塚さんのセンスと描写力のひかる日本画です。
平林 貴宏さん「本に似た迷路と女のふりをする」
【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
勢いのある線が縦横無尽に描かれています。迷路を暗示させるタイトルのとおり見る人を引き込む不思議な日本画です。
牧野 環先生 「よ」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
竹の成長する隙間の部分を「よ」というそうです。
また「夜」の時間を描かれています。よく見ると百合が美しく咲き誇っています。
武蔵原 裕二さん「いつも一緒に」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
アルパカを描いた作品です。動物の愛情を感じる繊細な日本画です。
松浦 主税(まつうら ちから)「輝煌」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
勢いのある魚群が上昇していきます。リズムや動きがあり、実際に魚が動いているような錯覚に陥ります!
宮治 綱さん「賑」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
東京の街の一角を描かれたそうです。
光が眩ゆい幻想的な場面です。
山口 貴士(やまぐち たかし)さん「方舟」【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
老人の方が中央に座っています。物思いにふけるように静かに座っています。
細部
口元は笑っているようにも見えますし、何か考えているようにも見えます。
モナリザの微笑みのような不思議な魅力をもった口元が山口貴士さんの絶品のセンスがなせる描写です。
栁沢 優子さん「群舞破蕾」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
中央にダンスをする男女が描かれています。
よく見ると作品に「箔」が使用されています!華やかな色彩の心地よい日本画です。
吉村 佳洋先生「浄化」 【2022年・名古屋松坂屋 再興第107回院展】
中心にポーズをとった女性が立っています。周りには花やオブジェが賑やかに配置されています。
再興第107回院展 名古屋展
開催情報 ・会期 :2022.11.26(土)〜 2022.12.04(日) ・開催時間:10時〜18時 ・会場 :松坂屋美術館 ・入場料 :一般700円・高大生500円 ・主催 :松坂屋美術館、中日新聞社、東海テレビ放送、日本美術院 ・特記事項:再興第107回院展 つなぐ、にっぽん美術『キヤノン綴プロジェクト』 特別講演『古典から現代へつなぐ』 体験講座『さわってみよう日本画』『つなぐにっぽん美術作品鑑賞ツアー』
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名古屋松坂屋 再興第107回院展のYouTubeです。
愛知芸大の日本画の方に作品解説をしていただいております。
おまけ
画鋲を打つ玉井伸弥先生
院展にきた「本地花ちゃん」
靴下片方ないですね。
ありがとうございました。
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