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日本画の描き方・制作過程『雪南天』


日本画の描き方でお困りの初心者の方、多いと思います。

今回は10号の日本画の小作品の制作過程の紹介です。

下の作品『雪南天』が完成の作品です。


下図をトレースし、『線描き』をした段階です。

『雲肌麻紙』の下地に『箔』を貼り胡粉を何回か引いた後に描き出しています。


南天の位置は『折り紙』を切って確認しています。

また雪の分量もコピー用紙を切って確認しています。

この段階での線描きは消す予定で描いていきます。全体の『調子の配置』をイメージできたら描き込んでいきます。


線描きを元に、墨で調子を入れていきます。

また雪の部分も『胡粉』を厚く塗り画面全体の調子を強めます

隙間から、もれる光もはっきりと描いていきます。


さらに葉っぱの部分の調子を強めていきます。

描いた葉っぱなどを一度『刷毛』で大きく塗りつぶします。


『胡粉』を全体に何度か引きました。

一度赤い実の部分を『鎌倉朱』で彩度をあげました。


画面の中心に目線が行くように、画面右上を

『藍墨色13番』で潰しました。


完成手前です。

胡粉を何度か引きなおしたり、暗い部分の形を修正しながら調子を整えていきます。


完成です。

今回の制作過程は

最初にモチーフの『形態感』を画面で作りつつ徐々に『平面化』していきました。

もちろん最初から平面的に処理しても構いません。

また胡粉や墨などでどの程度はじめに描いておくかも、最終的な画面の印象を左右すると思います。

日本画を習いたい方は是非、下記の教室で見学もどうぞ。

本地裕輔の『日本画・絵画教室』はこちらからリンクしています。

本日名古屋は昨日より寒くなります。最高気温は8度と厳しい寒さです。

風も強く吹きます。乾燥注意報が出ていますので火の取り扱いにはご注意ください。

#日本画 #日本画描き方

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