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日本画の描き方・150号


日本画の描き方でお困りの初心者の方、多いと思います。

今回は150号の日本画の制作過程を紹介します。

2017年作『金山』です。


名古屋市のJR金山駅を行き交う人々を日本画にしました。


雲肌麻紙の3・6(さぶろく)に薄美濃紙で裏打ちします。

一枚ずつ貼っていきます。


扇風機で乾かします。

水張りは、ゆっくりやらないと『つって』しまうので注意が必要です。

側面はガンタッカーで止めています。


トレースが終わった段階です。描線のみで『空間』が出るように形の重なりや、構図に注意して線を決定していきます。

この場合は青のカーボン紙を使用しました。


墨で『骨描き』をします。調子と同時に作業します。


『薄い墨』『濃い墨』をムラなくのせていきます。


この段階では画面は寝かせて描きます。立てて描くと墨が垂れてしまいます。


墨と胡粉で全体の調子を見ながら描いていきます。

胡粉と墨を混ぜて不透明なグレーも使い空間を出していきます


墨での作業で、調子の幅をなるべく出します。


全体に、色彩を加えていきますが、白黒での見え方を大切に、小下図のバランスを見ながら色味を入れていきます。人物や風景の黒い部分は岩絵の具で、描写していきます。


小下図とほぼ同じ見え方に近づけます。


完成です。なるべく全体の調子の流れや、床面と人物の対比に注意しながら仕上げました。

本日名古屋は、最高気温8度、氷点下のところもあります。雨はふりません。

乾燥に注意して下さい。

#日本画描き方 #日本画

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