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日本画 描き方 綿棒

日本画の描き方紹介です。

今回はF4号

雪景色の中の鳥の描き方です。

写真上 完成作品です。


では、手順を見ていきましょう。


最初に構図を決めます。

枝や鳥はある程度形の自由がきくので

調子の分量を簡単なメモでイメージしておきます。

例えば

人物だと1センチ指が長いと違和感がありますが木の枝などは植物の法則があっていればあまり気にならないので、ある程度画面の中で構成しやすいモチーフでもあります。



描き出しはこの3色です。

濃黒茶、岩焦茶、墨灰末です。


あまり、色が多いと混乱するので3色ぐらいで描き出すのがデッサンをとりやすいです。


面相筆を立てて描いていきます。


輪郭を引くと、後から消す仕事が増えるので、いきなり完成の意識で仕事をしていきます。


石膏デッサンと静物着彩の描き出しのような描き方で、水気はほとんど切って、かすらせながら描きます。

水が多いとドロドロしてしまいます。


この段階では刷毛の仕事はしません。

ひたすら、立てて描写していきます。


今回は綿棒を使います。


植物の実の部分や、雪のぼかしなどは綿棒を使います。筆のように、穂先がないので単純な線が引けます。

全体が見えてきたので、金の雲母を少しかけます。筆を立てて描いてきましたがこの段階で、墨灰末で影のトーンをつないでいきます。

最終的には消しますが、落款の赤が浮かないように画面に少しだけ赤を入れます。

少し入れました。画面が暖色になってきたので、水浅黄の「びゃく」を刷毛で全体にかけます。

全体にかけてから、半乾きの状態で必要な部分だけに霧吹きをかけて絵の具を洗います。

水浅黄の寒色が入ったことで雪の冷たい印象が出たと思います。最後に落款を押して完成です。


落款を押す場所に決まりはありませんが、1:3ぐらいで余白を作るとバランス良く見えます。


完成です。


全体で、現実的にはない見え方もとりいれつつ自然に見えるように仕上げていきました。

パネルに大きさのはんこを押します。


開けることはあまりありませんが

サイズが一目で分かります。


額装して完成です!


以上、日本画の描き方でした。











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