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日本画 描き方 150号

日本画の描き方でお困りの初心者の皆様


今回は本地裕輔

「オーバンの港」の日本画描き方、

制作過程をご紹介します。


作品サイズは150号です。

写真上 完成作品です。


墨-胡粉-朱

主に使用した絵具です。



まずは水張りです。


割りパネルで制作してるので、半日かけてじっくり水張りします。


水張りは、急ぐと紙にシワが入ってしまうので、時間をかけて張ります。



写真上、水干絵具で地塗りをします。

使用した絵具は、敦煌白土と墨と胡粉です。


敦煌白土は、落ち着いたグレーですので、

暗さを重ねるときに影響がないです。



あえて、全面に絵具を塗らずに

最終的な仕上がりに近い暗さを画面に置いていきます。



画面の中心から描いていきます。


薄い墨と濃い墨の

2種類で描いていきます。


この描き方の手法は、

山口貴士さん

岸本浩希さんも採用している方法で、

中心の空間を先に作ってから四隅を合わせるベーシックな描き方です。



中心がなんとなく見えてきました。

四隅にはまだ何も描いてませんが、

小下図で全体の雰囲気をイメージして進めます。



四隅に手を入れていきながら、

立っている面に墨を置いて

デッサン的に形態感を確認しながら進めます。

トレースを繰り返すと形が甘くなるので

「モチーフの形態感」を意識して進めるのが描き方のコツです。





紙の地の白より明るくするために、水平の面の地面や船のてすりを、胡粉で描写していきます。


地塗りの敦煌白土と胡粉の明度差がついて、画面に強いコントラストができます。



胡粉で、ある程度描き進めます。

にじみやしみいかしながら、

墨の強さを柔らかくしていきます。




フェリーの煙突の部分に

朱を入れます。輪郭がはっきりしすぎないように平筆と刷毛で

ぼかしながら描いていきます。





もう一度、画面の中心を細密に描いていきます。四隅より密度をあげていきます。

この段階では、大きく画面が変化することはあまりありません。


下がって全体の見え方と部分の見え方を確認しながら、進めていきます。


下がって絵を見てる時間が長くなってきます。



最後に額をつけます。


額で1センチ程度画面が小さくなるので、少し印象が変わりますが、下がって全体の見え方を確認して搬入です。




#日本画描き方







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