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日本画 描き方


初心者の方で日本画の描き方、手順、技術、技法

お困りの方、多いと思います。

下の150号の院展の作品を例に、解説いたします。参考までにどうぞ。


●写真上 2015年再興第100回 秋の院展 出品作 日本画『冬の日』です


●写真上  スケッチが壁の右に貼ってあります。

右下には、今回の『小下図』が置いてあります。

基本的な日本画の制作手順はスケッチを見ながら、大下図を描きその後トレースしていきます。

●画面に、大まかな『あたり』

を墨で取っていきます。

●ここで墨などで調子を入れすぎると岩絵の具で盛り上げる時に見づらくなりますので、日本画の手順としては、まずここで、線描きを地道に仕上げます。

この場合線はなるべく『均一』な線が後々作業しやすいと思います。


●写真上 墨の線で大体のモチーフの配置が見えてきました。

線の段階ですが、この後の岩絵の具での盛り上げの『調子』を考えながら線描きをしていきます。

●複数の線が重なることで 画面の構成が遠目で見えるようになってきました。


●写真上 盛り上げに入ります。

この段階で、ようやく『調子』を意識しながら進めていきます。

●使ってる岩絵の具は9番から11番あたりです。日本画の手順としては後から細かい岩絵の具の方が描写しやすいかもしれません。

●今回は 画面の中心から岩絵具で作業を進めます。デッサンが狂っていた場合は

線描きを無視して形を、岩絵具で修正しながら描き進めて行きます。


●写真上  日本画の描き方は基本は『床に寝かせて』描きます。

特に盛り上げの時は画面を立てて描くと絵の具が乾く前に垂れてしまいます。

●盛り上げた絵の具の上であれば、画面を立てて描いても、『引っ掛かり』がある為、絵の具は、たれにくくなります。


●写真上

絵の具で調子が見えてきました。手前の建物の暗さから、真ん中の建物への空間を意識して調子を置いています。

●右上の空はまだ『紙の地』で残しておきます。

絵の具の部分との『差』を『紙の地』と比較しながら進めています。

●この絵の中での『差』が大きくなるほど空間に奥行きが出てきます。


●写真上 全体に『胡粉』をかけます。この辺りから調子が『グラデーション』になり出します。

●ここまでは『かっちり』描いていましたが、雰囲気や空気を刷毛で

『形を曖昧』にしていきます 。


●写真上 刷毛で何回も『胡粉』や水をかけていきます。

水でのせた岩絵の具をこすり落としています。小下図に近づいてきました。

こする刷毛は『鹿の毛』で柔らかいものと固いものの2種類使います。

日本画の制作手順でこの辺りの感覚が初心者の方には、訓練がいる部分かもしれません。


●写真上 マスキングテープが、散乱します。ここだけ『ゴミ屋敷』です。

マスキングは、3-9ミリの物を使用しています。


●ほぼ完成です。

扇風機で乾かしながら描いてます。

●この段階では刷毛の仕事はあまりなく、面相で整える程度です。

額をつけて、絵とのバランスを見ています。

●日本画の描き方は段階や、手順が複雑です。

日本画の制作手順 技法 描き方でお困りの初心者の方は

メールでご質問も是非どうぞ。

#日本画描き方

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