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日本画 牡丹 描き方

全国の日本画を描かれる皆さん。

こんにちは。

今回は牡丹の描き方です。




写真上 完成作品です。

雨の降る中に咲く牡丹です。



主に使用した絵の具です。


墨 

素鼠9番

緑灰末11

金雲母


素鼠9番で大まかなアタリをとりました。


途中ではほぼ色は入れません。


ほぼ「いたち長峰面相」で描いてます。

なじませるときは、3連筆です。


愛用の3連筆です。

水の含みがよく「ぼかし」がうまくいきます。

大学3年生の古美術研究旅行で当時非常勤講師の牧野環先生に効果を聞きまくって、ようやく買いました。

やはり、平筆とは全然ちがいました。


白黒金でおおむね

描いたあとで色を入れていきます。

はじめから色を入れると扱う要素が増えて

私が混乱します。。


初めは「明度」(白黒)だけで描くと楽です。




また、ひたすら画面に霧吹きをかけて濡らしながら描いています。筆あとが消えるので絵が自然に見える気がします。

最後に落款を押します。


唯一の赤色なので絵が少し

しまります。



最後にカラーチャートと一緒に写真で記録をして完成です。

日本画の描き方でお困りの方は


いつでもお気軽に

ご質問受け付けております!




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