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立葵のスケッチ

日本画を描かれる全国の皆さんこんにちは!

日本画家・本地裕輔です。


今日は野外での花のスケッチの描き方です。





スケッチポイントを探します。

蚊の対策で

携帯の蚊取り線香をまわします。


ボールペンで線描します。


雄しべ雌しべの形と花びらの輪郭をよく見て描きます。

まずは、メインとなる花から描いていきます。


花の形が決まったので彩色します。


メインの花から塗り出して描いていきます。

オペラを下地にして花びらのシワに沿ってローズ系の赤で色を重ねます。

葉っぱを先に塗ると花との彩度の対比の付け方が難しくなるので花の彩度から決めると楽に描けます。



筆はネオセーブル🖌です。ナイロン素材でコシが強く野外では手軽に扱えます。

水の出る筆は私には穂先が短くあまり向いてませんでした。


完成です。

葉っぱは、サップグリーンにジョンブリヤンを混ぜて花の彩度に葉っぱが勝たないように操作しました。

少し顔をずらして色々な角度から見たものを一つの画面に自然に見えるように描きました。


この段階で朝の7時くらいです。

朝の薄暗い時間が物のコントラストが弱いので本画にしやすいです。


ご質問は、メールより受け付けております!

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