2020年7月25日土曜日です。
全国の出品者の皆様、第105回院展の制作をしてると思います。
本地裕輔もセミの鳴き声を聞きながら、山口貴士さんの院展の進み具合を意識しつつ描いています。

7/23(木)に
墨入れが終わり岩絵具で細部に手を入れています。
今回は雨の栄の街を描いています。

水の入った霧吹きで描いた場所をぼかしながら描いてます。

絵具は主に藍墨色11と濃黒茶9を混ぜて描いています。この番号を混ぜることで絵具の複雑な「さざなみ」の表現ができます。

大学の研究会は、8/5(水)です。
今回も予約制ですのでまだ、お済みでない出品者の方は早めに予約をしてください。
私も研究会までに7割の仕上がりで行けるように描き込みます。
松村公嗣先生が院展の出品画の指導をされているときに「作品を描くことは雑巾の水をしっかり絞って水が出なくなった状態から、さらに一滴を絞り出すような感覚です」
とご指導をいただきました。
自分にできる描き込みを限界までやることが求められていると身の引き締まるお言葉でした。

絵具、買い足しにきました。
山口貴士さん、岸本浩希さん、もうひと描き込みしましょう🙂